体験・見学コース

テコンドーは足技を重視し、その動きは華麗で素早く豪快です。 テコンドーのルールは腰よりも上への攻撃のみです。その技は必然的に華麗な物となります。特徴としては足を手の用に扱えるので「足のボクシング」などと言われています。 試合では型と組手があります。型は型の順序・立ち方の正確性、蹴りの威力、蹴りの華麗さ美しさ等で勝敗を決めます。組手は防具をつけ、ルールに基づいて行い、ポイント制で勝敗を決めます。

フルコンタクトテコンドー

他のテコンドールールは必ず判定決着であって勝敗がわかりづらかったのです。しかしフルコンタクトテコンドーとは試合の中に「一本勝ち制度(KO決着)」を導入し、より観てる者にわかりやすくしたものです。よってその足技は今までの華麗な足技重視のテコンドーに威力を合わさった物が必要になってきます。なので試合は今までのテコンドーよりもより、豪快かつ華麗、スリリングな試合展開となります。

JTAフルコンタクトテコンドー・ルール勝敗基準

一本勝ち

上段・中段への蹴り技か中段への突きにより主審が一本勝ちを宣言する。

技有り勝ち

技有り2つで一本勝ち、1つで技有り優勢勝ち。但し、技有りの認定は、審判全員の同意を要する。

TKO勝ち

  1. 骨折・出血等による医師判定。
  2. 実力格差・戦意喪失等による主審判定。
  3. セコンドによるタオル投入棄権等

蹴美(華麗で美しく威力のある蹴り) 7Willルールに基づく蹴美判定優勢勝ち

蹴美判定Aは蹴りの美しさ、蹴美判定Bは蹴りの威力を評価し、それぞれ基準を満たした蹴りに対し1ポイントを与える。一方が上限7(×蹴美審判2名=14)ポイントに達し、他方が達しない場合、前者が勝者となる。主審は上限に達した選手による逃げの姿勢(過度クリンチ等)に対し、蹴美ポイントを減殺することができる。選手双方が蹴美ポイントの上限に達した場合、あるいはそれに達しない場合は、次の審判判定となる。

判定優勢勝ち

主審1名と副審2名による判定で勝敗を決する。1~2回戦は旗揚げ判定とする。3回戦以降は採点制(優勢10点、劣勢9点以下裁定)により勝敗を決する。

その他

最高審判長は上記の裁定に対し、審議を申し立てることができる。審議の末、上記の裁定を見直す場合もある。

反則と減点

主審は、下記の反則の程度により、『減点1』または『注意1』を与える。減点2、注意4で失格とする。

  1. 手技による顔面強打(反則負け。顔面への接触は蹴りを生かすためのおでこや顎に限り認める。)
  2. 後頭部や背中への強打。
  3. 急所蹴り等の下段蹴り。
  4. 頭突きや目突き。
  5. 技を出さない前進行為。
  6. 品位にかける中段突き(接近連打、クリンチ時の脇腹攻撃等)。
  7. 体力切れの転倒、審判や相手選手に対する暴言・侮辱等の礼儀礼節に反する言動は禁止し失格とする。

 

JTA蹴武の型・全日本大会ルール勝敗基準

3つの基準から判定する

  1. 審判は蹴美性(蹴りの華麗さ美しさ。高い打点時の瞬間静止、背筋・膝・腰・足首等が整っている美しい蹴りの姿勢等を総合判断)
  2. 蹴武性(蹴りの威力。強い脚力かつ腰も入っており蹴る瞬間の呼吸止め等により威力が認められる蹴り)
  3. 基本(型の順序、立ち方、引き手等の正確性)

型決勝戦進出者選抜戦

A~Dの4ブロック毎の勝者1名を決定する。一人ずつ選択した型を実演し、ブロック毎の順位を決定する。

型決勝戦

ブロック勝者の4名は一人ずつ指定型・忠武を実演する。審判は1~4位の順位を決定する。

少年少女部は選択型のみで順位を決定する。